サムライスピリッツ天草降臨



◆試合前台詞

【何人も、影切ることかなわじ】

【一切皆空、常にこの世は無常なり】

【懐かしき姿形だからこそ、この手で黄泉へ送ろうぞ】
 「斬紅郎戦」の時の台詞である。


◆試合後台詞

<修羅>

【闇に震慄せし時、お主は負けていた!】
震慄:「しんりつ」と読む。
 戦慄と意味は同じ。恐ろしくて震えること。
 一閃勝ちの時の台詞である。

【お主の腕では影、斬る事かなわじ】
 対戦時の台詞である。

【これも運命、許されよ!】
 CPU戦の時の台詞である。


<羅刹>

【お主の顔、僵死せし者の様ぞ。】
僵死:読みはおそらく「きょうし」。
(「僵」は常用漢字ではなく、「僵死」という単語も一般的な辞書には載っていない)
 「僵」は「たおれる」「こわばる」の意味。
 よって「僵死」は「(恐怖に)顔を強張らせて死ぬ」の意味ではないかと思われる。
 一閃勝ちの時の台詞である。

【お主の腕、下忍以下なり!】
 対戦時の台詞である。

【滅すべし、汝の魂とその五体。】
 CPU戦の時の台詞である。


◆ボイス

【爆、砕、滅、これがお主の運命なり】
 修羅二本目勝ち台詞。前半部の「爆、砕、滅」はこれであっているかは不明。

【壊骨裂腕……天誅!】
 修羅の「モズ落とし(大)」の時の台詞。「壊骨裂腕」は「かいこつれつわん」と読むが、漢字がこれであっているかは不明。

【烈! 成敗!】
 羅刹の「爆炎微塵隠れ」の時の台詞。どうしても「レッツ成敗」と聞こえてねぇ……(笑)

総評

 「!」マークはいらない。これがなければいい雰囲気の台詞になるというのに……惜しい。  半蔵殿は、熱血親父であるが(断言)、それを表に出さないからこそ、その熱さが引き立つのである。表に出すのは十兵衛の仕事(笑)。

 しかし、試合前台詞も試合後台詞も雰囲気的には初代に通じるものがあったりして、好きである。突き放した部分と情の部分が交錯しているのが見えるのは嬉しい。
 特に、斬紅郎戦直前台詞は斬紅郎ファンの私にとっては非常に嬉しいものであった。

 この「天草降臨」の台詞の調査にはえざきさんにご協力いただきました。
 えざきさんありがとうございました。


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