縁と鬼と。


名前壬無月斬紅郎
武器銘紅鋼怨獄丸
流派無限流
年齢四十前後
身長八尺四寸(約252cm)
家族構成妻・美鈴(故人)、息子・覚之進(故人)、娘・詩織、妹・楓
好きなもの極限での死合い
嫌いなもの己自身の弱い心
趣向強い剣士と戦う
宝物無い
尊敬する人いない
コンプレックス「鬼」を克服できずに「鬼」に飲み込まれたこと
剣の道について斬撃にて破天を得ん
五行属性

 代々無限流を伝えてきた豪士の家の出で、当然のように無限流を幼いころから学び、当然のようにそれを極めることを目的としていた。
 覇王丸や十兵衛よりも純粋な剣術家であり剣術馬鹿。剣術以外のことをほとんど知らずに生きてきたのである。
 そんな斬紅郎の考え方を変えたのが、蘇枋と名乗る少年との出会いであった。「忍」(蘇枋本人は隠していたつもり)という、剣客にとっては異質な考えを持つ存在に触れ、またその戦いぶりによって斬紅郎の中で何かが変わったので、ある。
 そして。
(以下はそのうちに)

 結構世話焼き。人をからかうのが好きな節が見られる。
 己の力を信じ、流派に誇りを持っている。


名前緋雨閑丸
武器銘霧雨(傘)、大祓禍神閑丸
流派緋刀流
年齢14歳(推定)
身長四尺九寸
家族構成不明
好きなもの旅先で食べる名物
嫌いなもの自分の心の中にいる「鬼」
趣向
宝物大祓禍神閑丸、旅の途中でもらったキラキラ光る石(水晶のかけら)
尊敬する人記憶を失った後、育ててくれた僧侶
コンプレックス自分の殻に閉じこもってしまい、人と打ち解けられないこと
剣の道について自分の過去を探す手段
五行属性

 紅。銀のきらめき。無限の技を操る鬼。
 記憶にあるのはそれだけで。
 霧雨と記された傘。大祓禍神閑丸と銘打たれた刀。
 自分のものはそれだけで。
 それだけしかない少年は、「己」を取り戻すために、「鬼」を求めて彷徨う。
 さて「斬紅郎」とくれば閑丸でしょう。
 しかし…この子は一体何者なのでしょう?
 「斬紅郎」とは一体どういう関わりがあるのでしょう。
 難しいところです…うーむ。正直、どうするべきか決めかねているといったところ。だからここに、火鳥的解釈はまだ書けません。
 ただ、自分的とっかかりは決めています。
 ヒントは二人の五行属性です。


名前三汰(さんた)(鼓の三汰)
武器銘特定の武器はなし/鼓・青嵐(あおあらし)
流派御楽流武術(伊賀忍術の流れをくむ)
年齢二十代半ば
身長六尺一寸(約183cm)
家族構成御楽衆、世話をしている子供たち
好きなもの空気のよく澄んだ秋晴れの日(鼓の音が良いから)
面白そうなことならなんでも。からくりならなおよし。
嫌いなもの梅雨時(鼓の手入れが大変だから)
趣向からくり細工を作ること
宝物家族同然の者達、青嵐
尊敬する人一丸兄者(実の兄ではないが、年上なのでこう呼んでいる)
コンプレックスない。人並みの悩みはあるが、とりたてていうほどではない。
(子供たちの行く末は気にしている)
剣の道について別に何も思っていない。
鼓をはじめ楽物には人の心が映る。それは面白いと思う。
五行属性

 御楽衆の一人であり、五人囃子の一人。
 鼓の名手であるが、本人に自覚はあまり無い。ただ気持ち良く鼓を打てればそれでいい奴である。からくり作りの方に自信をより持っているぐらい。
 現在は加賀のある村で、鬼に襲われた村の生き残りの子供たちの世話をしている。
 人との触れ合いが好きであり、誰とでも気さくに話をする(だからこそ、村の一つを任されている)。
 好奇心旺盛な質なので本当は旅に出ている方が好きなのだが、子供たちが大きくなるまでは、と我慢している。
 楽観的で常に良い方に物事を考えるが、能天気なわけではない(いや、能天気に見えるんだが)。少々子供じみたところもあるが、子供っぽいわけでもない。「子供の心を忘れない」大人であり、現実には鋭い眼差しを向ける。
 阿波の出身で(孤児だったところを旅の途中の御楽衆に拾われた)、真剣になると阿波弁が出る。


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