| 名前 | 藤林伊織(ふじばやし・いおり) |
| 流派 | 伊賀流忍術 |
| 年齢 | 三十代半ば |
| 身長 | 五尺四寸(約162cm) |
| 家族構成 | 妻・葵(死去)、長女・菜摘、長男・兵吾 |
| 好きなもの | のんびりと過ごせる時間 |
| 嫌いなもの | 反徳川陣営とそれを気にしすぎる幕府 |
| 趣向 | 竹細工(手先は器用) |
| 宝物 | 師匠から貰った書物(内容は秘密)。 |
| 尊敬する人 | 師匠 |
| コンプレックス | いつでもどこか冷めている自分の心 |
| 剣の道について | 力は無いよりはあった方がいいかもしれん。 |
| 外見 | 愛敬のある、馴染みやすい顔立ち。ややくせ毛。中肉中背だが、骨太で、しっかりとした体躯である。 |
| 五行属性 | 金気。「鋼」の形で力を行使する。また、精神への関与(平静、冷静さを与える)こともできる。 |
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出羽の里長(伊賀の鎧)。半蔵殿の幼馴染みであり、一番の親友である。同じ師の元で修行した間柄でもある。 愛敬のある顔立ちで、実際人当たりも良く、半蔵殿とは逆の雰囲気を持つ。だが、内面的には、常に冷静沈着で、軽い皮肉家。「犬の皮を被った鴉」。どっちかっていうと頭脳派で、自称「荒事が不得手」。 里長になって以来、何かと苦労が多く、ことに侍魂の一件以来の半蔵殿には苦労させられているが、まめにフォローしておくいい友人である。 娘と真蔵の仲が気になる父親さんである(笑)。
「藤林」は伊賀の三大頭領家の一つ。ところがこの藤林さんには色々秘密があって結構面白い。百地三太夫(<戦国時代の伊賀の実質的頭領…と言うと語弊があるかも知れんが、簡単に言うとそう)の戎名と、藤林長門(戦国当時の藤林)の戎名は一字違いだったりするんですな、これが。で、実際は藤林は百地のもう一つの姿なんじゃないかという話が出てきたりするらしい。 |
| 名前 | 百地覚斗(ももち・かくと) |
| 流派 | 伊賀流忍術 |
| 年齢 | 十代後半 |
| 身長 | 五尺一寸(約153cm) |
| 家族構成 | 妻・桔梗、長女・山吹 |
| 好きなもの | 昔の頭領達の話を聞くこと。 |
| 嫌いなもの | 忍を道具程度にしか思っていない者 |
| 趣向 | 鼓 |
| 宝物 | 伊賀のお屋形の証の刀(伯耆安綱) |
| 尊敬する人 | 先代の伊賀のお屋形 |
| コンプレックス | 伊賀頭領としての立場 |
| 剣の道について | 必要だと思うが苦手。 |
| 外見 | まるで氷の彫像のように整った、しかし冷たい顔立ちの美青年。ほっそりとした小柄な体付きである。 |
| 五行属性 | 水気。水気使いとしては並ぶものなしとうたわれるほどの力を持っている。 |
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現伊賀衆お屋形。 先代お屋形に、「万人に一人」の才として見いだされ、十前後で頭領の座についた。そのため、色々と悩みはあるようだが、半蔵と伊織に支えられ、頑張っている。 妙に老成した口調と物腰だが、まだまだ背伸びは多い。 「気」を使わせれば相当強力だが、一方体術はかなり苦手である。
百地は伊賀三大頭領家の一つから。「覚斗」は結構変なところから。 |
| 名前 | 左門(さもん) |
| 流派 | 伊賀流忍術 |
| 年齢 | 多分五十代 |
| 身長 | 五尺五寸(約165cm) |
| 家族構成 | 妻・綾女 |
| 好きなもの | 色々な新しいものを見ること |
| 嫌いなもの | 古いものを疎かにすること |
| 趣向 | 面打ち |
| 宝物 | 妻と弟子達、一番最初に作った面 |
| 尊敬する人 | さて? |
| コンプレックス | 誰でもそういう気持ちはあるだろうね(微笑)。 |
| 剣の道について | 道は人それぞれだろうね。 |
| 外見 | 細い、垂れ目がちな目のため常ににこにこと笑んでいるかのような顔である。そんな顔のせいか、年齢は掴みにくい。 |
| 五行属性 | 火気。かなりの実力者。 |
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半蔵殿、伊織の師匠であり、綾女さんの夫。 かつての出羽の里長(伊賀の鎧)であり、「藤林左門」の名を名乗っていた(伊織とは血縁関係はない)。 穏やかなものいいだが、言うことははっきりと言う性格である。一度決めたことは周りが何を言おうと押し通す頑固者。綾女さんを妻に迎えるときも、その頑固さで押し通した。 伊賀、甲賀は盟友の関係であり、不仲ではないが、縁組となると厳しい面がある。この時は、綾女さんが(形上かもしれないが)甲賀組から外されることで、収められた。
名前は割りと真面目に考えた。「左」っていうのは「道から外れた」というような意味とか、「良くないこと、邪悪なこと」というような意味を含んでいる。それで「忍の道からちょっと外れてる人」ってことで、左の字を使うことにし、「門」の字は、半蔵殿と伊織の師匠であることから、弟子がくぐって旅立つものってことで門の字を選んだ。 |
| 名前 | 弥六(やろく) |
| 流派 | 伊賀流忍術 |
| 年齢 | 多分五十代 |
| 身長 | 五尺三寸(約159cm) |
| 家族構成 | なし |
| 好きなもの | 金米糖、若いものの成長を見ること |
| 嫌いなもの | 酒 |
| 趣向 | 旅すること |
| 宝物 | 小さな銀製の鈴 | 尊敬する人 | 先代(七代目)服部半蔵 |
| コンプレックス | 一つところに平穏に暮らすことができないこと |
| 剣の道について | 必要な技術。 |
| 外見 | 十人並の顔立ちだが、何か人を引き付ける不思議な雰囲気を持っている。 小柄で、しなやかな獣のような体つきをしている。年をとってもそれは変わらない。 |
| 五行属性 | 金気。水晶の形で力を行使するが、術を使うのは好きではない。 |
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先代の服部半蔵(八代目)であり、現半蔵(九代目)を童の時に出羽の里に連れてきた者。また、現半蔵の名付親でもあり、実際、幼くして両親を失った半蔵にとっては、父親同然の存在である。 温厚で情が深いが、忍事となると如何なる情も挟まない。その反動なのかまた、平時は人のよい心優しい顔を見せる。 家族は持たないが、さる高貴な方と想いを寄せ合ったことがあるらしい。 語尾に「さね」または「さ」をつける、奇妙ななまりがある。 二十年近く前に斬紅郎によって右腕を切り落とされている。 現在は諸国を旅し、情勢を探る「浮草」として生きている。
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