- OPストーリー
- 一七八九年
寛政の改革が人々を圧迫せし頃
一つの魔性の魂が
燐火を上げて甦った。
大地を揺るがし 出現した城は
島原の人々を 災いに染めていった。
それに呼応するが如く
己が身を修羅に変え
定めに生きる者達が現れた。
- ネオジオCD他、移植作品のロード中に出るストーリー
- 冥府魔道より、天草四郎時貞は、今再び蘇った。
またもや世界を暗黒の淵へいざなわんと・・・
復活を遂げた魔城「天草城」は近隣の村々を飲み込み
喰らい、その体を植物のように増殖させていく。
未だ完全体ではない天草は、使徒として召喚した
斬紅郎を掌握できず、一旦石柱へと封じ込めた。
風間の娘・葉月の秘められた力に目を付けた天草は、
城の更なる強大化のため、彼女を城へと取り込んだ。
難攻不落の大要塞と化した天草城の波動は、全世界を
覆い尽くすと、各地に天変地異を巻き起こし始めた。
しかし天災の背後にある影を察知した者達がいた。
今ここに壮絶な戦いの火蓋が切られる。
天草は敗れた。しかしそのことで、封印が・・・
悪鬼 壬無月斬紅郎 復活せり。
- 公式サイト掲載ストーリー
- 時は1789年。
各地で冷害や洪水、大火、飢饉が打ち続く中、島原の地に不気味な城が忽然と姿を現した。
その城の主の名は天草四郎時貞。
一度は魔界から復活し、野望半ばにして倒されたはずの天草四郎が、またしても現世を征服すべく蘇ってきたのだ。
島原半島を飲み込み、日に日に巨大化していく魔の城。
人々はいつしかその魔城を「天草城」と呼び、恐れながらも、救いを求め、崇めるようになったという。
しかし、それがさらなる災厄を呼び込もうとは、まだ誰も知る由もなかった・・・。
- メストムック掲載ストーリー
- 一七八八年・初頭 世界中に起こった災厄は「彼」が一人の剣士に倒されることによって、平穏を取り戻そうとしていた。
しかし、冷害、洪水、大火、飢饉などのあらゆる災厄は今なお、人々を苦しめていた。
そして、天明八年、秋。
肥前・島原に巨大な稲妻が落ちた。その天をも揺るがす轟音と共に、島原近辺はその様相を一変させた。そして、その中心であった島原城は、日に日に姿を変えて小浜・九千部・深江などの近隣の村や集落を飲み込み拡大していった。
その邪悪な外観と怨霊の呪詛に呼応するかのような「彼」の福音が聞こえて来るという噂が拡がるに連れ、いつしか人々は、その城を「天草城」と呼び、畏怖しながらも、その声に救いを求める者もいた。
その魔城の主こそは、かつて幕府軍によって、この世を追われ、恨みと征服欲により150年の時を経て魔界から蘇った「彼」、「天草四郎時貞」であった。
その目的は全世界を征服し、この世に理想郷を創ることであった。
天草四郎時貞は理想郷創造に必要な「絶対的な力」を得るために、魔界にいながら自我を持つ「壬無月斬紅郎」の「魂」を現世に召還した。
しかし、天草の予想を遥かに超えた「力」を持って復活した「斬紅郎」を迎えることのできない「彼」は、「斬紅郎」を呪法を用いて一時的に魔界に幽閉しておく事しか出来なかった。
天草は、その斬紅郎の持つ「絶対的な力」を操るため、そして自らの失った「力」を再び取り戻すために「魔城」を用いて人々から魂を吸い取っていった。
その「魔城」からの波動による騒乱は島原半島だけに止まらず、日本国内そして海を隔てた国々へ拡がろうとしていた。
そして再び、世界は混沌の時代へと向かおうとしていた。
|