各地で頻発する胎児消失事件を追っていた半蔵のもとに、とある藩主の奇行ぶりを知らせる密書が届く。 調べを進めるうちに、両事件とも背後に謎の人形師が関わっていることに気付く。 半蔵は異変を解決すべく謎の人形師を追う。 |
刀銘:無名 忍者刀 作:伊賀の刀匠 作日:不特定 刀剣の分類:直刀に近い彎刀 日本刀の分類:忍び太刀 刀身:2尺1寸 造りこみ:鎬造 説明:半蔵の忍び太刀は、庵峰、身幅狭く、重ね厚く、反りはひどく浅い。 短くつめて作られた刀は、侍のそれと比べ、あまりにも無骨で見えも悪いが、その分使い勝手がよく小まわりもきく。 天井裏の狭い場所や、町中での不意の戦闘には、絶大なる威力を発揮する。また、乱戦の中にあっても折れにくく、よく耐えた。 切り立った断崖絶壁の中腹、岩肌に太刀を突き立て、一晩身を潜めなければならなくなった際も、3人もの大男がしがみついていたにもかかわらず、ひび一つ入ってはいなかったという。 だが刃ころびは激しく、一戦ごとに使い捨てられた。 |