つむじ風の臥龍

―義に厚き大親分―






年齢:35歳 所在地:山盗窟
身長:190cm 体重:89Kg
性別:男性


立場:山賊団 親方
刀銘:愛刀 轟膳(ゴウゼン)
流派:我道式一刀術
趣向:おなご
嫌悪:裏切り

渡世の風は、海よりしみるぜ。おう。




日本全土を股にかける山賊団の頭で、その巨体に似合わず動きは獣のように俊敏で、彼が通ったところには風が渦を巻くところから「つむじ風の臥龍」と呼ばれる。
強面ながらユーモアと愛敬がある隻眼の大男であり、仲間意識が強く、仁義を重んじ情に脆い親分肌な性格。

名刀・菊一文字を改良した短刀を使うが、普段は滅多に抜刀せず、鉄拵えの鞘ごとぶったたくスピードを活かした連続攻撃を得意とする。
彼が抜刀する際は、鞘を口で咥えて一閃する。また、口に咥えた竹の楊枝を吹き矢として使ったりもする。

臥龍は覇業三刃衆の策略によって、危機に追い詰められた三千人の子分達の命を助ける為に自ら捕まり、投獄されていた。投獄生活では牢屋から月夜に沐浴する美しい娘の姿を眺めることをささやかな楽しみとし、いつか娘を伴侶とすることとを妄想するようになる。
そんなある月の夜、いつものように娘を眺めていた臥龍の元に、子分の一人チョビ助が現れた。チョビ助は臥龍に、子分達が殺されていた事実を告げる。チョビ助だけは命からがら逃げ出し、どうにか臥龍の元へやって来たのだ。嘆き、怒った臥龍は牢屋を脱出し、仇討ちを誓う。
仇討ちの際には、あの娘をも救い出し、自らの花嫁にすることを決意し。



―武器解説―


      
刀銘:轟膳
作:則宗
作日:1402年(応永九年)
刀剣の種類:直刀
刀身:二尺三寸
造込:平造
説明:名刀・菊一文字に改良を加え、巨漢の彼の繰り出す力に耐えうる、頑丈な形へ変えたもの。
 刀身自身はもちろん、鞘もより堅い鋼鉄に創りあげ、通常は鞘に収めた状態で鉄棍として使用できるように工夫されている。
 普段は臥龍は帯刀をせず、子分のチョビ助が預かり持ってついてまわる。
 臥龍が離天京に捕縛される発端となった、山賊団の危機にさいした逃走劇の中での三百人斬りは、チョビ助の晩年までの語り草となっていたという。   




キャラ紹介一覧へ戻る