榊銃士浪

―黄昏の銃剣士―







年齢:27歳 所在地:暁村
身長:175cm 体重:65Kg
性別:男性


立場:反幕府方 志士(元・御庭番衆) 
刀銘:九頭竜(クズリュウ)
流派:龍巳一刀流
趣向:面倒臭くないもの
嫌悪:面倒臭いもの

空を見てみな。止まっちゃいないんだぜ、ちっぽけな雲でもよ。




自由奔放で、柔軟な思考力と大胆で的を得た行動をとることの出来る男であり、人を惹きつけるものを持っている。
普段は飄々としているが、いざという時にはどんな難題にも立ち向かう精神と冷静な判断力を示す。
超一流の剣術使いで、元は幕府御庭番衆裏目付け衆であった。当時の御庭番の頭、九葵鉄騎を唯一上回る可能性のあるとも言われていたほどの腕前であったという。
当時は「龍巳十四郎」という名であったが、同僚の榊嘩蓮を失った事件がきっかけで名を捨て、逐電する。
その後、数年間放浪したあと、離天京にある反幕府組織の中心的存在となる。

武器は柄の部分に銃が埋め込まれている特殊な日本刀で、この銃は抜刀中は一発しか撃てないが、鞘に納めると連射することが可能である。この銃は榊嘩蓮の命を奪ったもの。

銃士浪は、この西洋の銃術と日本の剣術を組み合わせた「銃剣術」で戦う。

今まで共闘してきた覇業三刃衆の目的が、自分たちの思想とは根本から異なる「悪」であると知ると、倒幕のためにはまず離天京内の敵を倒さなければならないと考え、さらに、友の仇「朧」がそこに居るという情報を得た銃士浪は、三刃衆のいる城へと向かう。



―武器解説―


      
刀銘:九頭竜
作:龍巳十四郎
作日:1803年(享和三年)
刀剣の分類:直刀に近い彎刀
刀身:二尺六寸
造込:切刃造
説明:龍巳十四郎の作とあるが、銃士浪が幕府隠密時代に捨てた本名である。
 もともとは、銃士浪の愛刀である日本刀に過ぎなかったのだが、見てのとおり銃身が装着された改造刀となっている。
 そのゆえんは相棒の「榊嘩蓮」が役務中に殉職した際、現場に犯人が残した拳銃で、仇を近い己の愛刀に埋め込み銃剣とした。
 銃士浪が拳銃を主体に相手へ挑むのは、その忘れえぬ過去が潜在的にあることからかもしれない。   




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