榊嘩蓮
―女ではなく、侍として―
御庭番衆の一人。九葵鉄騎の配下であり、花房迅衛門、龍巳十四郎と同僚であった。
女でありながら侍として働いていた。
ある任務で、ある姫君の影武者となり、代わりに殺される。下手人は朧の手の者であり、凶器は銃であった。
享年十九。
龍巳十四郎は嘩蓮の件の後、逐電。嘩蓮の命を奪った銃を愛刀に仕込み、名を榊銃士浪と改めた。
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