九鬼刀馬

―凍てついた白虎―






年齢:22歳 所在地:天幻城
身長:182cm 体重:60Kg
性別:男性


立場:覇業三刃衆 武神(武力面統括)
刀銘:紅煌(コウオウ)
流派:九皇天昇流 烈(レツ)
趣向:稲妻を見る事
嫌悪:晴れた空、弱者

我が領域は零だ。




九葵蒼志狼の義兄であり、兄弟子。
白子(アルビノ)である為、髪は金色で、肌は白く、瞳は紅い。その容姿が原因で幼少の頃の虐げられた記憶から、容姿にコンプレックスを抱き続けている。
鋼鉄の意志と、冷徹で鋭利、直線的な雰囲気を持つ。幼少時の体験からか己の力のみを信じ、ひたすらに強さを求める。
九葵鉄騎に引き取られてもその信条が変わることはなく、結果、養父であり師である鉄騎を殺し、九皇天昇流伝承者の証である「紅煌」を奪い、行方をくらませる。
この時の刀馬はまだ、伝承者の証が二刀あることを知らなかった。

九葵蒼志狼と同じく見切りの達人であるが剣の性質は全く逆であり、直線的な太刀筋で、一撃必殺を信条とした烈帛の剣である。
放浪のすえ「離天京」に流れつき、「朧」の誘いにより覇業三刃衆の一人となり、武力面を統括する役目を担う。
しかし、彼の真の目的は国家転覆や理想郷の実現ではなく、蒼志狼を倒して伝承の証のもう一方の刀を手に入れ、自らが最強の剣士になることである。
この辺りは義弟と似ていると言えないことはない。

命に想いを寄せられているが、どうやら全く気づいていなかったらしい。
覇王丸には「幻十郎に似ている」と評されている。



―武器解説―


      
刀銘:紅煌
作:詳細不明(九皇天昇流免許皆伝書に「烈」と名のつく者が所有者とはある)
作日:詳細不明(九皇天昇流が作られた以前と推測される)
刀剣の分類:彎刀
刀身:二尺四寸
造込:鎬造
説明:詳細については不明であるが、皆伝書からも九皇天昇流の歴史が、さほど浅くないことがうかがえる。
 困難極まりない秘剣に十分耐えうることからして、かなりの名刀であることは間違いない。
 紅い光を放つといったことや、九葵蒼志狼が持つ蒼煌と共鳴するという神秘的な力を持つ。
 謎の多い双刀一対の太刀である。二刀で一本となる特殊な構造は九皇天昇流が作られたあとに改良されたと考えられる。   




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