服部半蔵、達(笑)


名前服部半蔵
流派伊賀流
年齢三十代半ば
武器名無名・忍者刀
身の丈五尺九寸(約179p)
目方二○貫目(約75s)
家族構成妻(楓)、息子二人(真蔵、勘蔵)
好きなもの団子(胡麻団子)、静謐な場所
嫌いなもの反徳川陣営、無用な詮索
趣向茶道
宝物家族
尊敬する人師匠(左門)と先代半蔵(弥六)
コンプレックス寡黙であることに慣れ、言葉が足りないことがあること
剣の道について必要な技術
五行属性火気

 イメージボイス、「若本紀夫」。これで火鳥的半蔵殿は説明したも同然(笑)。
 でもあなごくん(サザエさん)とかじゃなくてっ……最近のネタはさっぱりだな……(汗)。ビバップのビシャスとか、OVAだが、「うしおととら」のヒョウ(漢字が出ん→「金票」)さんが、「まんま」でイメージ通りで素敵。
 若本さんは「キレた悪役」をさせれば故塩沢さんと双璧だったと思う方なのだが、そこがまたうちの半蔵殿の内包するモノに丁度いいなぁと思うのであった。

 オフィシャルとの違いは、何はさておき「目方」(笑)。これでもまだ軽いと思うんだが。半蔵殿、かなり筋肉質な体型であるので。
 それから、「忍」に対する考え方。時として冷酷、非常に徹しても「人」を捨てきれない人なので、「闇に生きること」への迷いはあると思うのだが、ある一方でドライというか諦観しているというか。忍であるということを受け入れた上で、忍の矛盾を知ってるとか影に生きるモノの宿命に対しては懐疑的、ってのかなぁ……難しい。
 それと、家族への秘められた、かつ絶対的な「愛」(きっぱり)。はずせないっす。推定なんかつけられん。家族想いであること、同時にどこまでも忍であること。矛盾している両者を危ういバランスの中で貫き通すのが、うちの服部半蔵である。で、ぼろぼろにいじめられたりする……と(苦笑)。
 後は細々と火鳥のイメージによる変更であるが、あくまでも「オフィシャル」のイメージの上に築いた物なので、蹴飛ばしても完全無視にはできないですわ。
 うちの設定の一つに、「『半蔵』の名は受け継いでいくものであり、真名は別にある」というのがありまして、当然この半蔵さんにもあります。>こちら参照。


名前服部半蔵(旧名・服部真蔵)
流派伊賀流忍術
年齢三十代後半
武器名影若(かげわか)(先代が最後に持ち帰った忍刀を鍛え直した物)
身の丈五尺六寸(約168cm)
目方十七貫目(約64s)
家族構成妻(菜摘)、息子一人、娘二人、両親、弟
好きなもの鮎の塩焼、子供達の相手をすること
嫌いなもの魔・無駄に忍の技を使うこと
趣向茶道・笛を吹くこと
宝物小さな水晶珠、家族
尊敬する人
コンプレックス自分の中に「闇」と通じるモノが潜んでいること。
剣の道について自分を磨く手段・前に進むために必要な力の一つ
五行属性水気。一応闇の形で行使できるが、さほど高い能力ではない。
また、天草の魂を二度もその身に宿したせいか、「魔」の力も僅かながらに使うことができる。
ただし、こちらの力を使うことはまずなく、この事実は先代半蔵すら知らない。

 「蒼紅の刃」に出てくる半蔵さん。渋い、というのとはちょっと違うけど、やはりかっこよい〜。「鋭く静かな影」な雰囲気を持ってますな。おまぬな一面もまた良し(笑)。
 ただ、ゲーム版の声は真蔵にしては太いのがいまいちっ。あれはどう聞いても勘蔵だっ! というわけで、真蔵くんなら子安武人さんがイメージ的によいですわ。
 「蒼紅」の半蔵さんは爆炎龍など炎系の技が使えない。そこが火鳥的真蔵半蔵のイメージにぴったりなのが嬉しいですなぁ。体術を発展させたと。技少ないけどさ……
 あと、この半蔵さんだけではなく、真蔵くんもだが、キャラクターイメージは「半月(片羽の月)」っす。

 言うまでもないのであるが、ほとんどの設定が火鳥オリジナルですんで。武器銘・身長などは「蒼紅の刃」のものを使っていますが。
 性格は落ち着きのある、先代半蔵殿とは違った意味での「大人」な忍である。自分の未熟さを理解し、乗り越え、強くなったと。でも生真面目なので、眠兎みたいな子には手玉に取られるという弱点もある(笑)。
 子煩悩であり、面倒見の良い優しい「半蔵様」として慕われている。ただし、任務に於いては隙のない冷徹さを見せる。
 忍としては、親父殿ほど懐疑的ではない。天草の一件を通じて、父上以上に冷めてしまった、と。それでも忍であり続け、父の跡を継ぎ、それでも家族を思うことができるのが、真蔵の強さであり、父母への敬慕の顕れである。
 天草に体を奪われていた頃から、「魔」と繋がる部分を持っている。今は完全に制御しているが、それを断ち切れないことは一つの引っかかりとなっている。その為、同じように「魔」を内包する命には同情していたりして……


名前服部半蔵(旧名・服部勘蔵)
流派伊賀流忍術
年齢三十代半ば過ぎ
武器名氷影(ひえい)(冷気が込められた忍刀)
身の丈六尺二寸(約186cm)
目方二十二貫目(約83s)
家族構成両親、兄一家
好きなもの高い木に登っての昼寝、若い忍の相手をすること
嫌いなもの諦めること
趣向小さな玉を使った手妻(手品)・風の声を聞くこと
宝物古ぼけた手裏剣、氷影、青い布きれ
尊敬する人両親
コンプレックス忍としてしか生きられないこと。
(かつて大切な人を守れなかったこと)
剣の道について忍として必要な技術。
大切な物を守るための力。
五行属性火気

 「蒼紅の刃」発表以前から、半蔵殿の跡を継ぐのは勘蔵だ、と思っていた。真蔵は人の上に立つ性格じゃない気がしていたので。で、「蒼紅」での半蔵の声を聞いて、妄想がついに炸裂してしまったのである(笑)。
 そういうわけで、半蔵になった勘蔵の設定である。随所に勘リム要素が含まれているのがポインツ♪(笑)
 青い布きれはリムルルの鉢巻きだし、武器の氷影はリムルルが祝福(?)した忍刀。氷影は火気を属性とする勘蔵とは相性が悪かったりもするんだが、それを敢えて使っている辺りが、勘蔵半蔵なんですな。
 コンプレックスの各個書きは「蒼紅」を使うかどうかで決まる。「蒼紅」版勘蔵半蔵はリムルルを守れなかったんで。そうでない勘蔵半蔵(「森の中で〜」の勘蔵半蔵はそう)は、当然そんなコンプレックスは持ってまへん。
 先代譲りの体術も使うが(モズは出来るっさ〜)、この半蔵さんの得意とするのは火術。火術のキレは先代と同等かそれ以上との声も高い。また、手先が器用で、妙な小細工も得意技の一つだとか。

 大らかで明るい性格で、複数人数で任を果たすことに秀でた才能を持っている。もちろん、一人でやっても問題はないが、良い意味で「頼ること」がうまいと。
 『忍』というモノに関しては、父に近い考え方。自分は忍であり、それ以外のモノにはなれないと。それでもその中で思いっきり生きるしかないなぁと前向きに思っている。『忍』が在り続けるということは、世に必要とされているということ。それを思い悩むよりは、それが良きことと少しでもなれれば、もうけだろうと。だから、リムルルと一緒になれないこともひどく苦悩はしていない(蒼紅でさらわれたことに関しては別)。一緒にいることだけが答ではないと思っているのである(一緒にいたくないわけではない)。
 ただそれでも、「結局はその枠の中」でしかいられないことはわかっている。
 先代と全く正反対の、「気がつけば一緒に談笑している」半蔵であるが、ふとした一瞬に「近づきがたい何か」を感じさせることがある。また、周囲がどれほど強く勧めても妻を娶る気が全くなし(笑)。

 かなりの長身ですが、立派に育ったということで一つ(笑)。


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