ラスボス&十二剣士紹介


○天草四郎時貞(声:矢野栄路)

「聞こえるか? あの清らかな声が! 汝を天紋に導いて下さるそうだ」

 島原の乱にて死んだが、暗黒神アンブロジァによって復活。現世で力を振るうため、服部半蔵の息子真蔵の肉体を奪う。また、より大きな力をえるためにグリーンヘルよりパレンケストーンを奪い、「ガダマーの宝珠」として自分の武器とする。
 今回の災厄の根元である。

 非常に攻撃力が高く、また怒りやすい。怒るとワープ(斬以降より命名、逢魔刻)を繰り返すために攻撃を当てづらい、非常にうっとうしい存在であった。
 投げ(首に両足を絡め、投げ飛ばすもの)のダメージがまた大きくてなぁ……一本目は詐欺のような方法で取れる。



○覇王丸(声:臼井雅基)

「俺の剣技は我流でね。見切れるなどとは思うなよ」

 ひたすら修羅の道を進む剣士。戦いの理由は「強い奴と戦うため」(らしい。覇王丸の目的って、はっきりと明言されてないんだよなぁ)。
 一見剣術馬鹿のようであるが、広く結構深い知識の持ち主である(子供の頃近所にいた学者先生に色々教えてもらっている+全国を巡って広げた見聞だろう)。
 酒好きである(これも学者先生の影響らしい)。

 本作では必殺技は弧月斬と旋風裂斬のみ。しかし覇王丸にはそれらよりよほど頼りになり、怖しい技が存在する。
 その名は「斬鉄閃」(遠距離立ち大斬り)。喰らえば一発気絶覚悟せよというほどの威力を誇る。とりあえず斬鉄閃を使いこなせれば覇王丸はOK(かなり嘘)。

 EDでは修羅の道に生きるためいいなづけのおしずを捨て、さらなる旅に出る。「不知火麻衣」というくノ一と戦っている(「不知火舞」とそっくりではあるが、血縁関係はないらしい)。

「数奇将星の宿を信じ 今日も阿修羅の道を進まん」


○橘右京(声:矢野栄路)

「命脈が ありてわが剣 かがやけり  右京」

 肺病に犯された、居合の名人。だが愛を捧げる人(小田桐圭)のため、魔界の入口に咲くという究極の花を求め旅立つ。

 キザ。クールでもあるが、何はさておき、キザ。勝てば親指を立てるは刀を収めて目を光らせるは、挙げ句の果てにEDにおいて圭殿に手に入れた花で冠を(居合の技で!)作ってかぶせている。
 勝利時は川柳を読む。また、趣味が刺繍である。


○服部半蔵(声:臼井雅基)

「怨刀に生き、義刀に斃るる。もはや何人たりとも、我が憎炎を消せぬ」

 伊賀衆最強の忍である。闇に生き、決して表舞台に立つことのない忍であるが、天草に我が子の肉体を奪われた為、初めて私事でその技を使うこととなる。

 某ゲーメストのダイヤグラムによると、下から二番目である(けっ)。
 技は多いが、使えないといわれている。
 だが爆炎龍とモズ落としがあればあとはいらない。怒りモズの攻撃力の高さは当時の人々を恐怖に陥れたという。
#この当時、投げ技も怒りマックスで威力が変化した。
 EDは必見である。


○ガルフォード(声:稲毛一弘)

「お前の生涯無比の剣撃で濃い。俺がくだく」

 正義のアメリカン忍者。悪の気配を追う。

 最弱の名を冠する男である。半蔵殿と基本的に同じ技を使うが、モズ(ストライクヘッズ)の弱さと、爆炎龍を持っていないという理由で半蔵殿の下となる。パピーが足を引っ張るという説もあるが。
 
 この時のオフィシャルイラストのガルフォードの顔が最もバタくさく、最も骨太で男らしい姿だった気がする。
#この後どんどん線が細くなりどんどん童顔化している気がする。


○ナコルル(声:生駒治美)

「女の子に手を上げたあなたが悪いのよ。精神修行もしっかりね」

 アイヌの巫女であり戦士。自然の声を受け、自然や世界を害する天草討つためにを旅立つ。

 本作ではかなり気が強く、戦士の一面の強い少女であった。勝負ありの時の勝ち台詞は「大自然のおしおきよっ」(ポーズ)。
 本作から既に2P(紫ナコルル)の顔は異なっていた。

 今作のみオフィシャルイラストのナコルルが微笑みを浮かべている。


○シャルロット(声:生駒治美)

「美しき麗人の美しき剣舞、気にいっていただけたかしら?」

 国の政治を狂わせ(マリー・アントワネットにアンブロジァ関係の者がとりついていた)、国を乱した諸悪の根元を討つためにフランスカら来日した女剣士。

 見かけ通りに性格は高ビーなおねえさま。しかし誇り高い剣士。貴族出身であるが、領民に慕われている。
 リーチの長さに攻撃力の高さが加算され、凶悪なまでに最強を誇っていた。必殺技は二つ(スプラッシュファーントとパワーグラデーション)しかなかったがそれらは弱かった。
 EDではフランス革命のために瞬時に帰国するという荒技を見せる。


○柳生十兵衛(声:坂井貴行)

「はっ、我が新陰流の前に神も魔道もないわ」

 将軍家指南役の柳生家の(おそらくは)現当主であり、公儀隠密。二刀流を操る柳生新陰流・改の使い手である隻眼の剣士。
 柳生新陰流の力で世界最強を極めるために幕府より特別の許可をもらい、世界に旅立つ。
 剣術馬鹿である。覇王丸は知識が広いが、十兵衛はどうやら世界のことを殆ど知らなかったらしい。豪快に笑う突撃親父。

 天草を倒した後、江戸を騒がす怪人由比正雪(……)を討つために帰還。


○タムタム(声:稲毛一弘)

「オ前ノ目、戦士ノ目ダ。俺ト同ジ血ガ流レテイル」

 南米はグリーンヘルの戦士。天草に奪われたパレンケ・ストーンを取り戻すために神の面をつけ、日本に来た。
 パレンケ・ストーンは非常に強力な力を持っており、その力でタムタムの村は守られていた。しかし石が失われたことにより、様々な災厄に見回れることになったのである。
 子供好きであるが、神の面をつけた状態では子供に怖がられるのが悩みらしい。

 1コインクリアすれば、素顔が拝める。が。


○千両狂死郎(声:稲毛一弘)

「やはり わしのこの舞こそが 本物の歌舞伎であったようじゃの!」

 歌舞伎と剣技の融合による舞の完成を目指し、薙刀を振るって戦う歌舞伎役者。
 歌舞伎役者なのでオーバーアクションが多いが、本来は無用の争いを好まない理性的な人物である。

 覇王丸とは商売敵であり、剣の好敵手であり、友人。


○王虎(声:坂井貴行)

「剣神王虎の戦いぶりは、まだまだこんなものではないぞ!」

 中国のとある王家の末裔。いずれ天下を取るための片腕となる強者、真の漢を探して来日。
 力だけの男と見えがちであるが、冷静で誇り高い武将である。

 しかし怒り時の攻撃力の高さは洒落にならない。


○不知火幻庵(声:矢野栄路)

「ケケケケケ・・・・、どうだケ、ぬしもワシと魔道へ堕ちてみんケ?」

 遠い昔に人間界に堕ちた魔族が、人間と血を交わらせるなどして生き延びてきたのが不知火一族であり、幻庵はその一族のエリート戦士である。
 天草の復活による魔の活性化に血を騒がせる一族の中、天草の存在を疎ましく感じた幻庵は、己が魔族の頂点に立つため妻子を置いて旅立った。

 EDでは天草を倒しながらも不知火麻衣との戦いに敗れ、死亡。
 覇王丸のEDとセットでみると素敵である(笑)。


○アースクェイク(声:臼井雅基)

「おめ〜ちっとはダイエットしな! グヒッ!」

 アメリカ出身の盗賊。盗賊仕事に役立てるため、日本に渡って忍術を学ぶ。師匠はガルフォードと同じ(ガルフォードの方が兄弟子)。しかし僅か数週間で「これなら自分でもできる」と見切りをつけてアメリカに帰国。悪事をさらに重ねる。
 天草の元にあるという巨額のお宝目当てに戦う。
 その戦いの中でガルフォードと再会するも、こいつはすっかり忘れていたという。

 でかい。ズームアップ時には画面半分を埋めるほどのでかさである。アースクェイク同士の戦闘は画面が狭く見えてしようがない。
 また、その巨体の利点として、白羽取りを除くと投げられない。しかし巨体であるが忍者なので(笑)、三角飛びができる。


○黒子(声:臼井雅基)

 黒子である。バックで判定してくれている。
 この黒子が実はラスボスだ! とか、実は天草が化けていた! とかの怪情報流れる。


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