サムライスピリッツ

武士道トハ 死ヌコトト見ツケタリ
修羅道トハ 倒スコトト見ツケタリ
我、悪鬼羅刹トナリテ
目ノ前ノ敵全テヲ
斬ル!


◇概要

 1993年発売。
 事前に大きく発表されたわけでもなく、ビッグタイトルの影にひっそりと出た、という感があったものの、
大人気を博し、ROM発売時には品切れ続出、工場が火事になったという話までが流れたという。
 これが全ての始まりである。


◇物語

 時は1788年。将軍徳川家斉の治世。
 150年前に死したはずの天草四郎時貞が復活し、全世界に災いをもたらしはじめた。
 相次ぐ天変地異、徘徊する魔物、乱れる政治……
 そんな中、己が技を頼りに旅立った剣士達がいた。
 ある者は己が道を極めるため、ある者は世界を救うため、またある者は己が欲望のため……
 各々違う目的を持ちながらも、その足はいつしか、同じ場所へ向かっていた。
 彼の地の名は、島原。


◇ゲームの流れ

 全十二剣士を倒すことで、ラスボス、天草四郎時貞の元へ到達できる。
 四人勝ち抜くと、天草から強さを見込まれ、誘いの言葉をかけられる(中間デモ)。
 三人勝ち抜く事に修行のため、藁人形を斬らなければならない(ボーナスステージ)。
 ボーナスステージがある辺りが時代を感じさせる。また、SNKの対戦格闘最後のボーナスステージである
(龍虎2のはちょと違うのでパス)。


システム


剣士紹介


◇火鳥の思い出話

 運命狂わせてくれましたね。これで色々変わった人も多いことでしょう。
 シリアスな部分とお遊びな部分がわりとうまく噛み合っていたのだと思う。

 演出、ストーリーには殆ど不満がない。うむ。
 しかし、いくつか設定の甘さには許し難いものがある(タムタムの勝ち台詞など)。
 しかしこれは一作目だったからこそ評価された作品かもしれない。なんとなく。

 今作のネオジオCDのロードは、初期のNCDのソフト共通の猿のお手玉。


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