真・サムライスピリッツ
今は昔のものがたり
我が道 極めんとする男あり
血生臭い生きざまに
凶事まとうは 偶然ではなかった
◇概要
- 1994年発売。
これ以降しばらく、新春の餓狼、夏のKOF、初冬の侍、というSNKの格ゲー年三本発表体勢が動き続ける。
前作の大ヒットを受け、待ち望まれて現れた次回作。
数多くの特殊動作が追加された。
前作の剣士達からタムタムが消え、新キャラ、牙神幻十郎、花諷院和狆、チャムチャム、ナインハルト・
ズィーガーが加わった。
◇物語
- 天草四郎時貞が一人の剣士に滅ぼされて約一年の時が過ぎた頃。
天草に関わった剣士の一人、覇王丸はある夜、闇討ちにあう。逆に取り押さえた覇王丸に男は言う。「貴様の魂は
いずれ奪ってやるぞ……あんぶろじぁ、復活……」と。
天草と同じ暗黒の影を感じ取った覇王丸は、剣技の師を訪れる。しかし師は、魔には近づくなというだけであった。
その夜、久しぶりに師と酒を酌み交わした覇王丸は、夜明けを待たずに再び旅に出た。口元に不敵な笑みを浮かべて。
◇ゲームの流れ
- 十二人の剣士を倒すことで、ラスボス、羅将神ミヅキの元へ到達できる。
開始直後、三人目、六人目、八人目、十一人目、十二人目を倒すとデモ。
-
-
火鳥の思い出話
- いろんな意味で非難ごうごうであった作品。
私見であるが、余りにスタッフが遊びすぎたことと、ファンの中にあった世界観とかけ離れた演出などが原因で
あろう(ぬいぐるみがその最たるものであろう)。
また、ナコルル死亡(?)EDは本当に大騒ぎであった。
火鳥的には不満が高い。気に入っている面も少なくはないが、何か微妙に不満が蓄積する……。ストーリーの
整合の悪さが原因だと思う。
演出、ストーリーではいろいろと不満が多い作品であるが、ゲーム的にはかなり評価が高いようでもある。前作を
名作と呼ぶ人も多いが、余りにシンプルすぎるため、やりにくいと思う人もいるらしい。対戦格闘としてきちんと
整えられた面が評価されているようだ。
ロード画面は二等身キャラの首と体をパラパラと組み替えるもの。結構面白かった。
戻るなり